レトロ ＆アート空間　 「 古美術倶楽部 玉兎 」

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玉兎とは

「玉兎」とは月を意味します　月は刻々とその姿を変化させ静けさや侘び寂びを感じさせてくれます　当店もそのような穏やかな和みの心をご提供できるお店を目指しております　 　 何卒 ご愛顧頂きますようお願いいたします

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但野英芳 「 蜘蛛の巣文ぐい呑 」 江戸切子 蜘蛛と蝶図 酒器

作者名但野英芳
作品名 蜘蛛の巣文ぐい呑
寸法口径5.9cm×高さ5.0cm
材質クリスタルガラス / 江戸切子
制作年2013
証明高台内に刻銘
状態良好 / 共箱・陶歴付

■= ご案内をさせて頂きます
　 『目利きうさぎ 』 と申します

身長約 ５ｃｍ あまりですが 作品との寸法比較や 作品説明を担当いたします =■

【説 明】
◆ 江戸切子は・・ 1834年（天保五年）江戸大伝馬町のびいどろ屋　加賀屋久兵衛が金剛砂を用いて
ガラスの表面に彫刻することを工夫したのが「江戸切子」の始まりです
明治時代に入って ヨーロッパのカットグラス技法が導入され　
現代に伝わる「江戸切子」となり 日本の伝統的工芸品に指定されています

本作もクリスタル素地に刻まれた 蜘蛛や蝶の図が　大胆かつ繊細に描かれ 小さな器のなかに
自然の生態系世界が 見事に表現されています
不思議なことに 倒れても立ち上がる　まるで「起き上がり小法師」のような意匠が　面白い作品です
これからの季節には欠かせない　最適な逸品となります ◆

<<略歴>> ◆但野英芳（ただの・ひでよし）◆
1970　東京都生まれ
1992　父、但野孝一氏に師事
2001 第13回江戸切子新作展　最優秀賞（以後 5年連続最優秀賞）
2006　国の伝統工芸士に認定される
2009　東京カットグラス工業協同組合理事　就任
2012　江戸切子伝統工芸士会副会長　就任

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