レトロ＆アート空間　「古美術倶楽部玉兎」

グループ

メニュー

カートの中身を見る

カートの中に商品はありません

店長コーナー

玉兎とは

「玉兎」とは月を意味します　月は刻々とその姿を変化させ静けさや侘び寂びを感じさせてくれます　当店もそのような穏やかな和みの心をご提供できるお店を目指しております　　何卒ご愛顧頂きますようお願いいたします

店長日記はこちら

2025年2月
日	月	火	水	木	金	土
						1
2	3	4	5	6	7	8
9	10	11	12	13	14	15
16	17	18	19	20	21	22
23	24	25	26	27	28

黒字：営業日

赤字：休業日

営業時間　10:00～18:00

売れ筋商品

Feed

RSS
ATOM

飛騨春慶漆器「上高弸八寸楔止霞鉋目盆五客揃」飛騨国福田製

作者名	飛騨国福田製
作品名	飛騨春慶塗上高弸八寸楔止霞鉋目盆五客揃
寸法	幅26.4×26.1cm 高さ1.8cm
技法	漆器
時代	明治～大正期
証明	付属品に記載
状態	概ね良好（一客のみに修復跡ズレと小疵が有ります）/ 共箱付（傷み有り）

■= ご案内をさせて頂きます
　『目利きうさぎ 』と申します

身長約５ｃｍあまりですが作品との寸法比較や作品説明を担当いたします =■

【説明】
◆ 春慶塗は飛騨の匠(たくみ）の伝統工芸で　素材を木材の王者といわれる木曽ヒノキ(曲物はサワラ）に求め、生地に透き漆をかけ心豊かな琥珀色に塗り上げ、天然の木目の美しさをそのまま生かしたのが特徴です　春慶塗は慶長十二年(約四〇〇年前）、当時の高山城主重頼の長兄、金森重近公(号宗和）の時代、木匠高橋喜左ｴ門、塗師成田三右ｴ門によって蛤形の盆が作られ宗和公に献上されたのが創始であるといいます
明治になって　福田吉郎兵衛や福寿拙斉らが販売に努め　全国に「飛騨春慶塗漆器」が知られるようになりました福田吉郎兵衛（後年の高山町長・春慶塗製造販売業）は　司馬遼太郎作「坂の上の雲」にも登場する海軍中佐廣瀨武夫氏とは煥章学校（現；高山市東小学校）で学業のかたわら漢籍を共に学んだ無二の親友だったといいます
本作品は　サワラ材を使用した弓形曲物細工の飛騨春慶塗盆になります　サワラ木目を生かしつつ霞紋様が表現され楔金具止めにより透明感のある琥珀透漆塗りの技法が見事に融合し、飽きのこない風合いを醸しだしています ◆